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QsoNet初体験記

QsoNetとの出会い

出会いって偶然が多いですね。
何気なしにQRZ.COMを観ていたら、上に”QsoNet Virtual Ionosphere For Amature Radio”ってバナーが出てきて、「ん、仮想電離層??何かな?」とクリックしたのが、QsoNetとの出会いでした。

何のこと?

さ〜とWebページを読んでみてもいったい何なのかさっぱりわからずで、少なくとも2006年からはあったようですが・・・で、取扱説明書をダウンロードしてじっくりと・・・

ん、ひとことで言うと(雑な言い方で開発された方には失礼かもしれませんが)、「パソコン上でインターネットを使った世界規模のアマチュア無線ごっこ」みたいな感じですね。でも「ごっこ」というには半端じゃない。そこにはちゃんとしたルールもあって、なによりもアマチュア無線の免許を持っていないと参加(OnAir?)できないし、実在の無線と同じルールに従がわなければならないようです。

技術的にVoIPの一種で、ルーム的な概念が「周波数」になっているとか、パソコン画面上のUI(ユーザーインターフェース)も「無線機」の格好になっているとか・・・見方を変えれば、仮想現実化した無線の世界?とも・・・(こういったお話をすると長くなるので、またあとででも) なかなかおもしろそうです。

登録から初QSOまで

ということで、早速試してみることにしました。最初の90日は無料で、その後年間US$32支払いと書いてあって少し気にもなりましたが、まあ、90日後に考えればよい事だと思いつつ。

1)登録
コールサイン、Handle=ニックネーム、QTH(これらは公開される)と、Emailアドレスとパスワード(公開されない)を入力し[Submit]ボタンを押すだけですごく簡単でした。
しばらくしたら、Welcomeメールが来ました。それに従って、無線局免許のイメージの送付とソフトのダウンロードができるページに行きました。

2)局免許イメージの送付:
無線局免許状(当然日本語のまま)をスキャンしてJPGファイルで[Send Image]しました。「登録が有効になるまで最大24時間待ってね」とのことでしたが、ちょっと外出して帰ってきたら(2〜3時間?)もうOKになっていました。

3)CQ100ソフトのダウンロードとインストール:
CQ100の画面さっそくCQ100のダウンロードしインストールしました。(右のようなCQ100というトランシーバの格好をしたソフトです。)最後にコールサインと、登録の時に決めたパスワードを入力したら、もう完了です。

4)初交信?:
CQ100をあれこれ触っていると、海外の局がラグチューをしているのが聞こえました。仮想周波数の14.200がCall Freqencyなので(CQ100にもそこにあわせると”Calling Freqency"と表示がでます)ワッチしているとJAの局が英語でCQを出されたのでとりあえずコールし、レポートをもらいまいした。過変調気味とのことで、あれこれマイクを調節に終始した交信?になってしまいましたが、初交信?成功です。偶然の発見からたった6時間後にとりあえずQsoNetで初交信?!

5)初?DXラグチュー
調子に乗って、幾度か14.200でCQを出すも応答なし。この際だから、「今日がはじめたばかりなので、だれかお祝いにQSOして!」と付け加えてCQを出すと、カナダの局が応答してくれまました。QSYして30分近くの長交信?に。ここでは皆が59で平等であること、CQはコールFreqに拘ることが無いこと、各国の時差のため混み方(QRV局数)が異なること、その他の機能のことなどもろもろ教えいただきました。また当方側でパケット切れが起こっていることの指摘も受けました。
そして、さいごは、「Have a Happy Cristmas 73!」でした。

再開局してはや4年経ちましたが、海外の局とラグチューQSO?ができたのは、これが最初かもしれないんですよね。(HF/SSBもDXはしたけど、30年前でいうところのラバースタンプQSOの範疇でしたし)

そんなこんなで、「QsoNet」という仮想電離層?と、「CQ100」という仮想無線機?と出会ったの一日(2008年12月23日)が終わりました。

QsoNetについて

その後、QsoNetをはじめて感じたこと(感想??)を記していきます。

QsoNetがVoIPの一種とみたっ場合、誰がその(仮想)周波数?を聞いているかを見えるようにすることは技術的には簡単にできるのでしょうが、敢えてそうしていないところがFBですね。

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