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アメリカのFCC免許?日本でも受験可能?!

1文字+数字+2文字や2文字+数字+1文字のコールサインのアメリカの局で、日本人のオペレータが結構いらっしゃいます。この格好良いコールは何かと調べたらアメリカFCC免許のExtra級に与えられるコールサインの様です。Extraとはいわゆる最高級の免許でその難関を通った人だけに与えられる勲章かなとも思いました。

今更ながら、アメリカ在住時に無線の免許を取っておけばと後悔しています。

と思っていた矢先、関西ハムフェアー(関ハム)の会場にて、アメリカFCC免許の試験がある事を知り(日本でも受験出来る!)、ひとつ試しに受けて見る事にしました。資格は、Technician、GeneralそしてExtraと3つあるので、毎年関ハムで受験し3年がかりでExtraまで取ろうと、3ヵ年計画を策定しました。

が、結果的には(頑張り過ぎて)2005年5月の関ハム会場でTechnician、Generalに、そして6月の名古屋での試験でExtraを取得。そして、Vanity Call Sign 申請で1文字+数字+2文字のコールサインを自分のものになりました。

ということで、当局のアメリカFCC免許の取得からVanity Call Signの手続きまで、以下に紹介します。これから受験や申請をされる方は参考にしてください。

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アマチュアExtraへの道

ご注意:以下は2005年5月から6月に私がした体験を基にしています。ルールやシステムが変更になっている事もありますので、その点を注意して参考にしてください。
(注1):2007年2月23日より、FCCの試験にCW受信はなくなりました。詳しくはこちら(英文)をご参照ください。
(注2):FCCの試験にCW試験廃止に伴う、FCC免許保有者の日本における扱いの変更が懸念されています。これに関して無線免許の代行の杉山先生が”あくまで予想”とされながらもこちらに見解を公開されています。

日本でのFCC試験

アメリカFCCの試験は、ARRL等の VEC(Volunteer Examiner Coordinator)に認定されたVE(Volunteer Examiner=ボランティア試験官)の方々によって行われ、日本でも、各地でVE Teamが活動されています。

 ARRL/VEC 東京 ARRL/VEC 横浜  ARRL/VEC茨城  ARRL/VEC 名古屋
 ARRL/VEC 神戸 ARRL/VEC 岡山(注3) W5YI/VEC 九州  ARRL/VEC みちのく(仙台)
 W5YI/VEC 札幌

試験日は各々のTeamのホームページに掲載されています。(大阪の関ハム会場での試験はARRL/VEC 岡山の方々2012年からはARRL/VEC神戸の方々によって行われています。)

受験する為の条件は、アメリカで郵便が受け取れる住所が必要という事で、それ以外は特にありません。

尚、試験問題は英語です。(念のため・・・)

問題は、Element 1〜4に分かれており、Element 1はCWの受信(注1:2007年2月23日からCWはなくなりました)、Element 2〜4は4択方式の学科問題です。詳細はARRL/VEC 岡山の"試験の手順等"記されています。

受検の申し込みの手続き

まず、FRN(FCC Registration Number)オンラインで取得します。取得方法は ARRL/VEC東京のページ を参照するとよいでしょう。

入力する連絡先の住所をアメリカにするか日本にするかが、上記ページでは異なっていますが、私の場合は日本の住所を入力しました。(日本の住所でも不都合はありませんでした。)

また、最後のページ(本文が"Thank you forregistering・・・"となっているページは、必ず、ハードコピーを取っておく様にしましょう。 FRN番号は受検時の必要、FRN Passwordは、後に、Vanity Callの申請や、住所等をオンラインで変更申請する際に必要となりますので。

次に、受検するVE Teamに受検申し込みをします。

Okayama Team(関ハム会場も含む)の場合は、ホームページに記されたメールアドレスに何月何日に受検する旨のメールを送りました。

Nagoya Teamへは、ホームページの"受験希望の方はこちらへどうぞ"のボタンから"申し込みのページ"に入り、フォームに必要事項を記入して送信(メール送信)しました。

共に、翌日、VEの方から受付のメール連絡をいただきました。


試験勉強と受検

ご参考までに、私がした試験準備について紹介します。

学科試験問題は全て既存の問題集(Question Pools)の中から出題されるので、ARRLのQuestion Poolsのページから全クラスのQuestion PoolとGraphicsのPDFでダウンロードして印刷して、クラス毎に製本しました。

Element2 Technician編の勉強

受検を思い立ったのは4月15日で試験日は5月22日、1ヶ月以上で更に5月の連休もあるので充分時間があります。毎日少しずつ時間を見つけては受験勉強を始めました。

先ずは、TechnicianのQuestion Pool(全507問)を眺め、一通り読破。

尚、問題の中で、"This question has been formally withdrawn by the QPC.・・・" と記されている問題は出題されないので無視して構いません。(他のクラスも同様)

次に、また最初から、答え欄をポストイットで隠して一問ずつ読み直し、解る問題にはマークをつけつつ最後まで。

今度は、マークのついていない問題(即ち前回解らなかったか間違った問題)を最初からやり直し、解ればマークを。

という具合にして、何回も繰り返しました。

最後に、マークのついていない問題(周波数帯の問題等どうしても丸暗記しなければならない問題=約50問ありました)は、暗記用シートを作って、試験当日の電車内で見る事にしました。ここまでに至ったのは試験の前々日になっていました。

Element3 General編の勉強

まあ、Technicianは合格しそうなところまできたので、Genaralもまぐれ当たりで狙おうかと、試験の前日にQuestion Pool(全431問)を一通り目を通しました。

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試験当日(2005年5月22日)

いよいよ試験当日。

当日持参したものは、(初めて受検する場合)

  • 写真付きの身分証(パスポート、アメリカの運転免許証、日本の運転免許証を持参)
    (身分証明はそんなに要らなかった様で、日本の運転免許を確認されただけでした。)
  • FRN取得時の最終ページのハードコピー
  • アメリカの住所を書いたメモ
  • シャーペン、ボールペン、消しゴム
  • 電卓(普通の10桁電卓)

いざ、大阪府池田市の関ハム会場前の試験会場へ出陣。

例の暗記用シートを直前に覚える時間を稼ぐべく、会場への電車は時間はかかるがこまめに乗り換えがないルートで行くことにしました。試験受付は10時開始と午後1時開始と2回あって、後で関ハムも見たいので10時開始に充分間に合うべく余裕を持って出発しました。電車内ではずうーと暗記用シートと睨めっこ。がトラブル発生。JR川西池田駅(大阪池田市内)まで行くはずの電車が尼崎駅まで。前月の福知山線の大惨事の関係で尼崎駅以遠は運行無しとのこと。慌てて、駅員さんにどう行くのが一番早いか尋ね、JRで大阪駅へ、梅田から阪急で石橋駅へ、そして小雨の中徒歩で試験会場へ。息を切らして試験会場に到着できたのは10時ぎりぎりにでした。


受検の手続き

先ず、受検申請書(試験会場にありました:Form 605)にアメリカの住所、FRN他必要事項を記入してサイン。記入方法はVE(ボランティア試験官)の方から丁寧に教えていただきました。

そして、身分証明書の確認を受け、受験料US$14相当という事で1,500円を支払いました。

Element 1(CW)(注1:2007年2月23日からCWはなくなりました)

いよいよ試験開始。先ずはElement 1のCWの聞き取り試験。スピーカーからのCWを回答用紙に書いていきます。内容は普通の交信文(相手局、自局のコールサイン、QTHやリグの紹介など)。 5語/分なので舐めてかかっていましたが、なかなか苦戦。遅すぎて1文字1文字がピンと来ないし、語の切れ目がわかり難い。又、普段使わないピリオドやカンマ記号が出てきてそこで戸惑いその次の文字を聞き落としがちに。解答用紙は文字の平羅列になっていて、受信終了後、即提出する必要が無いので、語でくくり、間にスペースを入れて、ようやく文の体裁に。(よって消しゴムは必需品) 解答用紙を提出したらすぐ採点して頂いて、"合格"。やれやれ。

これから受検される方へ、・−・−・−は"."(ピリオド)、−−・・−−は","(カンマ)です。念の為。

又、この聞き取り試験で不合格だった場合でも、筆記試験で合格すればElement 1 合格になるとの事です。(私は、この筆記試験を受けていないので、経験談は語れませんが・・・)

Element 2(Technician級)

引き続いて学科試験。問題用紙と解答用紙が分かれていて、問題用紙には記入不可、解答用紙には問題番号と A B C D 記されていて、解答は該当するABCDに○するかXする方式。計算用紙は無く、必要あれば解答用紙の裏を使用して良いとの事(必要ありませんでしたが) 解答用紙に必要事項を記入して試験開始。

先ず、引っ掛け問題にかからない様ゆっくりと時間をかけて解答し、2回目は解答欄のずれが無いかも含め確認。終わったら、手を上げて提出。暫く待ってVEの方から"合格です"とのお言葉。これで、Tecnician級が確定。

VEの方から、"次も受けますか?"と尋ねられ、ちょっと考えた後、既に11時半近くになっていたのを良いことに"受けますが昼食休憩してその後からでもよろしいですか?"と。"いいですよ。よく勉強してください。"とのVEの方のお言葉を頂きました。 

これから受検される方へ、Element試験の間に休憩し、勉強する事はアリですよ。


昼食兼勉強

ということで、前日一回目を通しただけのElement 3 即ち、Generalの試験を受ける事に。会場近くのファミレスで、食事をし、時間をかけてゆっくりコーヒーを(ドリンクバーで御替りして)飲みながら、問題集に再度目を通しました。3分の1位見た所で、程よい時間になり、再び試験会場へ。午後の部のCWが終わるまで、部屋の外で問題集を眺めて、入室。


Element 3(General級)

自信が無いけどElement 3を受検開始。が、問題の当りが良かったのか、意外とすらすら解けました。再確認もして手を上げて提出。暫く待ってVEの方から"合格です"とのお言葉。これで、予定外のGeneral級にも合格。

"次も受けますか?"と聞かれ、さすがに問題も見ていないElement 4は全く自信がありません。問題集も持ってきていないので、休憩での勉強作戦も取れないし。悩んでいたら。VEの方が"お金は同じですので、とりあえず受けてみたら?"と薦められ、練習のつもりで受検することに。今回はトイレ休憩だけして、さあ、Element 4に。


Element 4(Extra級)

流石にこれは駄目、さっぱり解らない。当然といえば当然だが。一応、全問適当に解答して提出。結果、不合格。"何点位でしたか?"と伺ったら、"半分位です"との事。半分も出来ていれば上出来と思つつ。

CSCEの受領=General級を取得

Element 3まで合格した旨を3名のVEの方が証明したCSCE(Certificate of Successful Completion of Examination=試験合格証明書、何枚か複写になっていた)にサインして、その一枚目を頂きました。

という事でめでたくGeneral級を取得。上出来上出来。

VEC岡山チームの皆様、ありがとうございました。

帰り際に、"将来Advance級がExtra級に吸収される事になる"とVEの方がおっしゃっていました。ちょっと、これが気になりました。(後述)

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General級コールサインの付与:KC2OHB

General合格後、長くて2週間位でコールサインが付与されるとの事で、毎晩、FCCのAdvancedLicenseSearchのサイトとN4MC's Vanity HQ確認する毎日。日本時間の6月1日(アメリカ時間では5月31日)のFCCサイトで、KC2OHBが付与された事が確認でき、めでたしめでたし。

この時わかった事ですが、Vanity HQでは、毎日新規付与のコールサインと名前が出て便利ですが、FCCのサイトの方がVanity HQよりも1日(現地時間では半日?)早く現れる様です。いち早く知りたい方は、FCCのサイトで、Licensee欄のNameに自分のLast Nameを入力してSEARCHされるとFBです。

免許状も郵便でアメリカの住所に届き、日本に郵送してもらいました。

余談ですが、免許は右の様に、レターサイズの紙で、免許状部分(常置場所用と携帯用がある)は線に沿って自分で切って、ラミネートするか額縁に入れよ と記されています。いかにもアメリカ的合理主義の現れで妙に関心しました。
それはそれとしても、従事者免許と局免許という概念が無く、合格すればコールサインが与えられ、その免許範囲内で、即運用が出来るシステムもアメリカ的に合理的ですね。

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Road to Amateur Extra

時間は前後しますが、試験の際に、"将来Advance級がExtra級に吸収される事になる"とVEの方がおっしゃっていた事が妙に気になり、翌日、色々検索して調べてみました。すると確かにARRLのFAQページにて、FCC免許のシステムの変更をFCCに請願されている旨が記されていました。これによると、Novice→New Novice、Technician/Tech Plus→General、General→General、Advanced→Extra、Extra→Extra となるとの事。という事は、Technicalの人は自動的にGenaral級に格上げになることになり、折角Generalを取得したのにその価値が下がると言う事。又、Advancedの人がExtraに格上げになるとExtraだけに与えられる2x1や1x2のコールサインも枯渇するのではと危惧します。(結局そうはなりませんでした。)

どうでも良いと言えばどうでも良いことだが、なんかけったくそが悪く感じました。で、ちょうど名古屋で6月12日に試験があるので、この際、一気にExtraに挑戦して見る事にしました。(当初の3ヵ年計画はどこへやら)

とはいっても、時間がありません。(5月23日から6月12日まで3週間しかない) 又、わざわざ新幹線に乗って名古屋まで行くのだから、まぐれ狙いの受検では割に合わないので確実に合格するレベルにならないと。

ということで、General合格の翌日から Road to Amateur Extra作戦が始まったのです。

Element 4=ExtraのQuestion Poolは804問もあり、印刷した紙の束もどっしり重いです。

先ずは、時間を見つけて、先に印刷したQuestion PoolをTechnicianの時と同じ様に目を通しにかかりますが、Extraともなると問題で使われている英語も高尚になり判らない語彙もあります。電子辞書を引きつつ進めるもなかなか効率が上がりません。

その頃出会ったのが、JH7BZR OMのサイトでその名もRoad to Amateur Extra。 "Extra 日本語訳つき問題集"や、学習用フリーソフト"エクストラ養成ギブス"なるものまでありました。まるで、当局の為に作られたサイトです。

先ずは、Extra 日本語訳つき問題集を印刷し、時間を見つけてはそれに目を通しました。

次に、Extraの全問題をエクストラ養成ギブスにかけ、解らなかった問題番号をメモし、次に解らなかった問題だけの問題集のTextファイルを作り、それをエクストラ養成ギブスにかけ、再チャレンジ。

又、N4MC's Vanity HQの"Practice Exams"のリンクから模擬試験サイトを見つけました。毎晩、模擬試験を最低4回を受ける事を目標に取り組みました。

活用した模擬試験サイトは;

それでも、Extraともなると、無線工学の公式等も覚える必要があり、時間があればアメリカからExtra用の解説書を購入すれば良いのですが、なにせ試験までの日にちが無い。30年ほど前に大学で学んだ電子回路の本を引っ張出し、又、日本の1アマ、2アマ用 "解説・無線工学"なる本を近くのハムショップで購入。更に、HamtestOnLineで時折出てくる解説も控えて何とか必要な公式を揃えました。(とはいっても30年前は覚えて筈なのだが・・・) 

これから受検される方の為に、試験問題に使われる主な公式を下記しておきます。

  • fw(1/2)=fo/Q
  • fo=1/(2π√(LC))
  • XL=2πfL
  • Q=R/(2πfL)
  • 1T(充電)=63.2%、 1T(放電)=36.8%
  • 1db=約1.26倍
  • L=An2乗 (Aは定数、nは巻数)

そして、Technicianの時と同様にどうしても丸暗記しなければならないものは、暗記用シートを作成。

と、やっていくうちに、試験前日には、模擬試験ではケヤレスミスを除き、ほぼ全問正解するに至りました。 正直言って、こんなに集中したのは何十年ぶりかと思いつつ。

Extraの受検の申し込み手続き

前にも触れましたが、VEC/名古屋チームの場合はホームページからフォームに必要事項を記入して送信します。(試験の1週間前迄には申し込みが必要との事です。)

翌日、VEの方から受け付けのメールが届き、その中に当日の持参物が英文で記されていました。が、ここで問題。今回はGeneralからのupgrade試験になるので、Generalの免許状のオリジナルとそのコピーが必要との事。だか未だアメリカから届いておらず試験当日には間に合いそうにありません。そこでVEの方にメールで問い合わせをさせていただいた結果、到着後にARRL/VECに郵便かFAXで送れば良いとの事で落着しました。(結局、試験翌日に免許状が届き、ARRLのWebに記されたFAX番号へ"TO:ARRL/VEC"と付記してFAXしました。)

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Extra試験当日(2005年6月12日)

いよいよExtra試験当日。

当日持参したものは;(GeneralからのUpgrade試験)

  • 写真付きの身分証明
    (パスポート、アメリカの運転免許証、日本の運転免許証、日本の無線従事者免許を持参。ここでも身分証明はそんなに要らなかった様で、パスポートを確認されただけでした)
  • FRN取得時の最終ページのハードコピー
  • General合格時にもらったCSCE=試験合格証明書=の原本とコピー
  • 本当はGeneralの免許状のオリジナルとコピーが必要。
    前述の様に未だ届いていないのでFCC License Data Searchのハードコピーを持参
    (これも不要でした。VEの方が同じものを用意されていました。)
  • アメリカの住所を書いたメモ
  • シャーペン、ボールペン、消しゴム
  • 電卓(普通の10桁電卓とルート計算が出来る電卓)
    (使い慣れた関数電卓があればFBですが、無い場合は、極力桁数の多く3桁区切りがついた電卓でルート計算が出来る電卓をお勧めします。桁数が多いとMHzやμFなど直接入力できるので位取りの手間が省けて便利です。又、ルートは座標変換や共振周波数の計算の際に必要です。私はルート付の多桁電卓がなかったので、ルートの付の別の電卓も持参しました。尚、特に3角関数は無くても大丈夫でした。45度より大きいか小さいか?プラスかマイナスか?という考え方で答えが選択できますので。)

いざ、名古屋の試験会場へ出陣。

前回、大阪でトラブルがあったので、1時開始の1時間半前に現地着すべく出発。例の暗記用シートと睨めっこしつつ、電車と新幹線と電車と地下鉄を乗り継いで試験会場へ。会場の場所を確認して、近くの喫茶店でコーヒー、食事、コーヒーと粘って、1回目で解らなかった問題集に目を通しました。定刻の1時きっかりに試験会場に到着しました。


受検の手続き

今回は、受検申請書(Form 605)の記入は必要無く(終了後にサインしただけ)、身分証明書の確認を受け、受験料US$14相当という事で1,700円(為替により変動します)を支払い、すぐに試験開始でした。今回は計算用紙も配られました。(Extraだったからか、NagoyaとOkayamaの流儀の違いなのかは不明です。)

Element 4

勉強の甲斐あってか、問題に恵まれたのか、すらすら解答が出来、ゆっくり見直しをして提出。結果はなんと満点合格でした。(VEの方に誉められました。)

CSCEの受領=Extra級を取得

Element 4合格、Extra級取得した旨を3名のVEの方が証明したCSCEにサインして、その一枚目を頂いきました。

VEの方がForm 605に必要事項をタイプしたものを用意されていて、その内容確認と、コールサインを変更するかどうかを尋ねられ(変更する事にした)その旨のマークとイニシャルをし、サインして手続き完了。

これで Road to Amateur Extraはめでたく終了。

VEC名古屋 Teamの皆様、ありがとうございました。

又、FBなサイトで情報提供頂いたJH7BZR-OMに感謝します。


Extra Licenseeに

Vanity Call Sign申請の準備をしつつ、FCCデーターベース上でのExtra級への更新登録(と新コール付与)とが未だかと、FCCのAdvancedLicenseSearchのサイト を確認する日々が続きました。

受検(日曜日)の次の土曜日(普段より早く目覚めた)FCCのAdvancedLicenseSearchのサイトを確認、未だでした。タバコを一本吸ってから、念の為再度確認すると出てきました。(Extraになった瞬間を体験した感じ) 新コールサインはAB2TZ(短い付き合いになりますが)、Operator Classはちゃんと Amateur Extra になっていました。

日本時間の日曜日に受検し、アメリカ時間の金曜日の夕方にはもう処理されました。 意外と早い。処理はNagoya VE Team → ARRL VEC → FCCと渡っtた筈なので、かなりのスピードで処理された事になります。アメリカ在住時には待つことに慣れていたので何かアメリカらしくない感じ。それとも最近のアメリカは変わったのかな?!

これでめでたく正真正銘のExtra Licenseeになりましたので、早速、Vanity Call Signの申請を行いました。

注意:以上は2005年5月から6月の私の体験を基にしています。ルールやシステムが変更になっている事もありますので、その点を注意して参考にしてください。
(注1):2007年2月23日より、FCCの試験にCW受信はなくなりました。詳しくはこちら(英文)をご参照ください。
(注2):FCCの試験にCW試験廃止に伴う、FCC免許保有者の日本における扱いの変更が懸念されています。これに関して無線免許の代行で有名な杉山先生が”あくまで予想”とされながらもこちらに見解を公開されています。
(注3):Okayama VE Teamは2011年末に活動を終了されたそうです。その節は大変お世話になりありがとうございました。そして12年間のVE活動本当にお疲れ様でした。

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Vanity Call Sign申請

ご注意:以下は2005年6月の私の体験を基にしています。ルールやシステムが変更になっている事もありますので、その点を注意して参考にしてください。

Vanity Call Sign申請の準備

Vanityとは、簡単に言うと、Extra級であれば1x2(1文字+数字+2文字)、もしくは、2x1(2文字+数字+1文字)の空いているコールサインを指定してもらえるシステム。空いているコールサインとはFCCのデータ-ベース上に履歴が無い(即ち、未だ付与されていないもの?)のImmediately Availableか、使われなくなってから2年間経ったDate Controlledの2種類有り、N4MC's Vanity HQ(ページが無くなりました)、或いは、AE7Q−Amateur Extra Query Tools で確認出来ます。

Date Controlledで気に入ったコールの期限切れを待ってVanity申請するのも考えましたが、気長に待たなければたなければならない事、以前使っていた人が有名な人だった可能性もある事、又、多くの人が(特に人気のあるWやKプリフィックス)は期限を待ってVanity申請するので抽選となり付与される保証が無い事、の理由で敬遠する事にしました。(現に丁度今、W7ZZが2年経過し、既に134件のVanity申請があがっていました。当選確率を上げようと複数申請している方もたくさんおられます。)

未だ、FCCデーターベース上でのExtra級への更新登録されていませんが、登録され次第Vanity Callの申請しようと希望コールを思案しました。 これまで付与されていないImmediately Availableのコールサインから、そして、2x1のコールサインはよりは1x2のコールサインの方が自然に感じるので1x2の中から、希望のコールサイン」を探す事にしました。6月17日現在の1x2の空き状況は下表の通り。

1x2コールの空き状況 (2005年6月18日時点)

プリフィックス

エリアコード

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
K 0 1 0 7 0 0 0 0 4 2
N 9 35 15 72 0 0 0 0 34 78
W 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Totals 9 36 15 79 0 0 0 0 38 80

空きコールは、数は限られていて、やはりWは人気が有り空きは皆無、次にKが僅か、そして4,5,6,7エリアは皆無。

Vanity Callは、自分のアメリカ住所のエリアコード以外から選んでも構わないのですが、やはり、自分が住んでいて土地感のある2エリアに拘りたい気持ち。(日本では3エリアなので3という手もありますが)

で、2エリアと3エリアの空きサフィクスを見ましたが、自分のイニシャルや日本のコールサインの一部といった様なコールサインは空いていませんでした。 4,5,6,7エリアは皆無なのに比べたら、あまり贅沢は言えません。1x2が頂けるだけでも幸せです。

ここで、全般的に"Q"の付くサフィクスは、何故か人気が無く空きが多い事に気づきました。(Q符号と混乱するからかな?) わざわざ人気の無いのを選ばなくてもと、2エリアで"Q"が付くのを避けて、N2UH、N2UJ、N2UY、N2YH が候補として残りました。 うむ、どれもなかなか悪くは無い感じ。 特にN2UHはCW的にはリズミカルで気に入ったし、英語で"uh"はネガティブイメージもあるが洒落てもいる。また、N2UJはJapanのJで違和感ないし。

ということで、N2UH、N2UJ、N2UY、N2YHの順でVanity Callの希望が決定。

後は、FCCのデータ−ベースがExtra級へ更新されるのを待つばかり。


Extra Licenseeに

翌朝、(普段より早く目覚めた)、FCCのAdvancedLicenseSearchのサイトを確認、未だでした。しばらくしてから、念の為再度確認すると、出てきました。(Extraになった瞬間を体験した感じ) 新コールサインはAB2TZ(短い付き合いになりますが)でOperator Classはちゃんと Amateur Extra になっています。これで正真正銘のExtra Licenseeに。

Vanity Call Signの申請

ExtraのLicenseeになったので、早速、Vanity Call Signの申請手続きを行いました。

Extraへの処理が意外と早っかたので、前述の超人気のW7ZZに未だ間に合いそうで 駄目元で当局も一口とも一瞬血迷っいましたが、滅多にに運用しない日本人に万が一当たったら命を懸けて(かどうかは知らないけど)申請している方々に申し訳ないので、遠慮する事に。

Vanity Call Signのオンライン申請の方法は、FCCのページに詳しく記されていますが、結構判らない事が多かったので、これから申請される方のご参考の為に以下に手順を記しておきます。

申請費用はUS$20.80(注3)で、VISA、MasterCard、American Express、Diners Club/Carte Blanche、Discoverのいずれかのクレジットカードが必要です。(残念ながらJCBはありませんのでご注意を)

  • FCCのUniversal Licensing Systemのページで"ONLINE FILING"のボタンをクリック。
  • "FCC Registration Number" のボックスにFRNを、"Password"のボックスに FRN登録時のハードコピーに記されているパスワードを入力 し"SUBMIT"ボタンをクリック。
  • "My Licenses、License コールサイン At A Glance"の画面が現れ、免許情報が表示され、右側にある"Request Vanity Call Sign"をクリック。
  • "Applicant Questions"画面が現れ、Is the applicant exempt from FCC application fees? Is the applicant exempt from FCC regulatory fees? と聞かれるが共に"No"のままにして"CONTINUE"ボタンをクリック。
  • "Select Eligibility"画面が現れ、 "Primary station preference list "のラジオボタンをクリックして"CONTINUE"ボタンをクリック。
  • "Vanity Call Sign Preference List"画面で、25個あるボックスが現れる。申請するコールサインを希望順にボックスに入力していきCONTINUE"ボタンをクリック。
  • Licensee Name とLicensee Address が現れるので、内容を確認して CONTINUE"ボタンをクリック。
  • "Summary"のページが表示されるので内容を確認。 又、"Total Fees $20.80"(注3)と申請費用が表示される。
    (ここでは希望したコールサインのリストが出てこないので、再確認したい場合は"Vanity Call Sign "の行の"EDIT"ボタンを押してたら画面が切り替わって確認できる。 確認後は"RETURN TO SUMMARY"ボタンで"Summary"ページに戻る。)
    下にある"CONTUNUE TO CERTIFY"という大きなボタンをクリック。
  • "Certification"画面が現れて文章がたらたら書いてある。下の方にスクロールしたら、"Signature、Name of Party Authorized to Sign."とがあるので、"First"のボックスに名前を、 "Last"に名字をローマ字で入力。("MI"、"Suffix"、"Title"のボックスははブランクのまま) そして、"SUBMIT APPLOCATION"のボタンをクリック。
  • "Confirmation"画面が現れる。このページに"File Number"が出ているので印字しておくか、控えておく。
    又、"File Number"の下にある"Print Application "のリンクをクリックするとPDFファイルでForm605(申請書)が3ページ分が出るので、申請の控えとして印字。

これでVanity Callの申請は終わりです。引き続いて、申請費用の支払い処理を行います。


Vanity Call Signの申請費用の支払い処理

  • "Confirmation"画面の中ほどにある"CONTINUE TO FORM 159"のボタンを押す。
    (私のPCではここでセキュリティーの確認画面が出て"OK"しました)
  • 別ウィンドウで、"Electronic Form 159"の画面が現れる。
    "Payer's FRN:″のボックスにFRNを、"Password:"にFRN登録時のハードコピーに記されているパスワードを入力し、"CONTINUE"ボタンをクリック。
  • "Payment Summary "の画面が出て、Total Amount Due : $20.80 (注3)と出る。
    右側の"PAY BY CREDIT CARD"をクリック。
  • "Enter Payment Information "画面が現れ、名前と日本の住所がオートフィルされている。(恐らく、最初にFRNを登録した時に入力した連絡先から引用している)

    "Country:"が"United States"になっているので、プルダウンメニューで"Japan"を選ぶ。

    何故か"State/Province: "がブランクになっていたので、都道府県名を入力。

    "Card Type: "をVISA、MasterCard、American Express、Diners Club/Carte Blanche、Discover、から選ぶ。(残念ながらJCBはありませんのでご注意を)

    "Card Number: "にクレジットカードナンバーを入力。

    次の"Security Code: "が難問。
    "The Security Code is a 3 or 4 digit number that is not part of the credit card number. The Security Code is printed on the back of VISA, MasterCard, and Discover cards, and on the front of American Express cards."と書いてある。
    確かにクレジットカード(私のはMasterCard) の裏側にはそれらしい番号がいくつか印刷されているが、どれがSecurity Codeか判らない。カード会社(Master Card)に電話して聞くとカードの裏側のサイン欄に印刷されているのがSecurity Codeで、私のカードには4桁と3桁の2つ番号が印刷されており、そのどちらもSecurity Codeと称するとの事。私の場合は3桁の方の番号を、"Security Code: "のボックスに入力。(4桁の番号を入れると後でエラーになった)

    "Expiration Date: "はカードの有効期限で、プルダウンメニューで月を選び、ボックスには4桁の西暦を入れる。(カードには西暦は2桁で表示されているので2桁で入力すると後でエラーになった)

    ここまで入力し"CONTINUE"ボタンをクリック。

  • "Payment Summary and Authorization "画面が現れるので、住所,氏名、金額などを確認して、"Authorization"のチェックボックスにチェックを入れ、"Confirmation Receipt Request "にメールアドレスを入れて"Make Payment"ボタンをクリック。
    (メールアドレスの入力は必須ではないが、後で取引完了時に "Your transaction has been successfully completed."とメール連絡が来る。)
  • "Payment Confirmation"の画面が現れ”:REMITTANCE ID NUMBER : 、AUTHORIZATION NUMBER : とAMOUNT PAID : $20.80 (注3)と表示される。
    ここで、"PRINT FORM 159"のボタンを押す。
  • "Remittance ID:xxxxxx Authorization Number:xxxxxx -- Successful Authorization "というFCCへの支払い証明みたいな書面が現れるので、念のため印字しておく。
  • ブラウザの"戻る"ボタンで、前の画面に戻って"CLOSE"ボタンをクリック終了。
  • 元のRequest Vanity Call Signの Confirmation画面が開いたままになってるので、左上の小さい字の"(Log Out)" をクリックして、"Are you sure・・・"のアラートをOKして終了。(FCCのLog in画面に戻る)

これで一連のVanity Call Signの申請手続きは完了。後は、他の方と希望コールサインがかち合わないことを願いつつ、Grantされるまで気長に待ちます。

(注3):Vanity Call Sign Fee
Vanity Call Sign申請費用は、US$20.80から変更されていますのでご注意ください。
    2007年9月17日からUS$11.70に、2008年9月28日からUS$12.30に、
    2009年9月10日から US$13.40に、2010年8月17日から US$13.30に、
    2011年9月9日からUS$14.20に、2012年9月4日からUS$15.00に、
    2013年8月23日からUS$16.10に、2014年9月11日からUS$21.40に、
なったそうです。

Vanity Call Signがおりるまで

Vanity Call Signの申請が完了したので気長に待つ日々が続きます。
何日迄待たなければならないかは、以下の手順で確認しました。(申請た直後には確認出来ませんでした。翌日ならOKでした。)

  • AE7Q−Amateur Extra Query Tools で"Query Tools"ボタンを押す。
  • 下のほうのMiscellaneous queries の中の"By ULS application file number: "のボックスにFile Number(申請時に"Confirmation"画面で控えた番号)を入力し、右側の”Lookup"ボタンをクリック。
  • 申請内容の画面が現れ、右下のVanity Call Signがリストされている。(ここで希望コールの右が"Assignment"になっていたら可能性があるということ。)希望のコールサインをクリック。
  • 過去の分も含めてにそのコールサインで申請されたリストが出る。画面の一番下の表の "Process Date"が処理される日です。

私の場合は、"Receipt Date"がFri 2005-06-17で、"Process Date"が Wed 2005-07-06 になっていました。約3週間です。
ちなみに、この待ち時間は、Vanityを郵便で申請する方に、オンラインで申請した方とを公平にする為だそうです。

他の方が同じコールサインを希望してVanity申請するかも知れません。
(その場合は抽選になって、もし落選なら次の希望コールサインになりますがそれも他の方から申請されていたら抽選という具合になります。)
他の方が同じコールで申請したかどうかは、先のAE7Qの最後の画面でも確認出来ますが、N4MC's Vanity HQの方が、当落予測も示されて便利です。N4MC's Vanity HQの上の方の黄色いABCD・・・ボタンで自分の希望したコールサインのサフィックスの一文字目のアルファベットをクリックするとリストが出てきます。"にこちゃんマーク"が付いていたら当選予測という事です。尚、N4MC's Vanity HQに私の申請が現れたのは翌日の深夜でした。今の所、他の人とはかち合っておらず"にこちゃんマーク"が付いていました。

その後、毎晩"にこちゃんマーク"を確認する日々が続きました。

決定 "N2UH"

7月6日夜(日本時間、アメリカ時間では未だ朝)、いつものの様にN4MC's Vanity HQを見たら未だ当選予測の"にこちゃんマーク"が付いていました。やはり未だかと思いつつ、Universal Licensing Systemでも検索してみると、なんと、N2UHが私の名前で登録されていました。(やはりFCCの方が情報が速い。)

第1希望のコールサインがアサインされて、めでたしめでたしです。

後日、免許状が郵便でアメリカの住所経由で届きました。





ご注意:以上は2005年6月の私の体験を基にしています。ルールやシステムが変更になっている事もありますので、その点を注意して参考にしてください。

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FCC免許の更新

その後、FCC免許を取得してから10年が経とうとしています。FCC免許の有効期限は10年間で、期限の90日前から更新ができます。 期限まで90日を切りましたので更新を行いました。
更新の手続きをご紹介します。ご参考にしてください。

ご注意:以下は2015年4月の私の経験を基にしています。ルールやシステムが変更になっている事もありますので、その点をご注意の上で参考にしてください。

ULSにログイン

  • FCCのUniversal Licensing System(ULS)のページで"ONLINE FILING"の"LOG IN"ボタンをクリック。
  • "FCC Registration Number" のボックスにFRNを、"Password"のボックスに FRN登録時のハードコピーに記されているパスワードを入力 し"SUBMIT"ボタンをクリック。

ご自身のLicense Managerのページが開きます。

ペーパーレス免許

2015年2月17日からFCC免許が原則ペーパーレス化になりました。
もし紙の免許状の(米国住所への)郵送を希望する場合は、

  • License Managerページの左側の"Set Paper Authorization Preferences"をクリック。
  • "Receive Paper Authorizations? "を"Yes"にチェックして"SAVE"をクリック。

逆に言えば、ここが"No"の場合は免許状は郵送されません。License Managerからダウンロードした電子ファイルが有効な免許状となり、ご自身で印刷もできます。(後述予定)

更新申請

License Managerのページは免許更新申請が可能な時期(期限の90日前から更新申請をするまで)になると更新のメニューが現れます。

License Managerのページに"Warning Message This License Is Eligible For Renewal"と "Begin the renewal process"や、右のWork on this License欄に"Renew"の文字が現れているはずです。(更新できない時期にはこれらの文字ははありません。)

  • Begin the renewal process をクリック。
  • Renew License Select Updates のページを確認し、もし"Licensee Name and Address"に変更がある場合はボックスを?チェック して"CONTINUE"をクリック。
  • "Applicant Questions"画面が現れ、Is the applicant exempt from FCC application fees? Is the applicant exempt from FCC regulatory fees? と問われるが共に"No"のままにして"CONTINUE"ボタンをクリック。
  • 先のSelect Updates画面で"Licensee Name and Address"にチェックした場合は、"Licensee Information"で住所やメールアドレスの変更の画面になります。必要事項を変更・記入して"CONTINUE"ボタンをクリック。
  • Summaryの画面が出て、当局の場合は Total Fees $21.40 と出ました。Vanity コールサインの更新手続きには後で手数料を納めなければなりません。内容を再確認して"CONTINUE TO CERTIFY"をクリック。
  • Certificationの画面で下の方のFirst、 Lastのボックスに名、姓を入力(署名)して"SUBMIT APPLICATION"をクリックして申請書提出完了。
  • Confirmationの画面で "Print Application"で 更新申請が既定書式(Form 605)でPDFで出ますので保存か印刷しておきます。

手数料の支払い(Vanityコールサインの場合)

  • Confirmationの画面の下の方の、"CONTINUE FOR PAYMENT OPTIONS"をクリックして支払画面へ。
  • Electric Form 159 の画面で、"Payer's FRN:" のボックスにFRNを、"Password:"のボックスにFRNパスワード(FRN登録時のハードコピーに記されているパスワード)を入力し、"CONTINUE"ボタンをクリック。
  • Select a Payment Methodの画面で支払方法を選択。クレジットカードで支払う場合、左上のカードの絵がある枠内の"CONTINUE"をクリック。
  • FCCページから離れて支払いサイトに飛びますよ。のボックスがポップアップし"OK"をクリック。
  • Online Paymentの"Step 1: Enter Payment Information"の画面が現れて、Country:をJapanに選択してから氏名、住所、カード情報等の必要事項(※)を入力してから"Continue with Plastic Card Payment"をクリック。
    (※:詳細は前述のこちらも参照ください)
  • Step 2: "Authorize Payment"画面になり、メールアドレス(手続き完了連絡用)を2箇所入力し、チェックボックス(支払認可)にチェックして"Submit Payment"をクリック。
  • Step 3: Confirm Payment のレシート的な画面が出るので各番号を控えるか印刷。 (後ほど"Pay.gov Payment Confirmation: Remittance Advice"という件名のメールも来ます。)
  • "Retuen to your egency website"をクリックしてFCCサイトへ戻ります。
  • 今度はFCCのPayment Confirmationが出ます。"PRINT FORM 159"をクリックして既定の様式が印刷出来ます。
  • "Close"で閉じて終わります。

更新申請完了

これで手続きは完了です。手元に残る控えがForm 605と159といった紙の書類で、電子申請でありながらアナログチックでなかなかFBですね。

免許状の到着 (当日のブログ

数日後、FCCよりFCC Application Grant OR Official FCC License(FCC申請の認可と公式FCC免許)の件名のメールが届きました。The official version of your recently granted license can be accessed using the link below.(あなたの最近与えられたライセンスの正式バージョンは、下のリンクを使ってアクセスできる。)とあります。その"Authorization Link"とのリンクをクリックしたら、新免許状がPDFで現れました。

なお、このリンクは30日間有効とのことす。免許状はULSのLicense Managerの"Download Electronic Authorizations"からもダウンロードできます。

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